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ローイングの知識

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ローイングの歴史

日本のローイング(ボート)のはじまり

競技用ボートによる日本で最初のレースは、長崎湾で開催された「長崎レガッタ」だと伝えられています。
明治8年(1875)英国人指導者F.W,ストレンジ氏が、隅田川で大学予備門の学生にローイングを教え始めました。
その後、隅田川で学内レガッタや対校レガッタが行われるようになり、全国に広がっていきます。
当時のスポーツは、古来の柔・剣・弓道以外は馬術、陸上競技などでしたが、ボートは外来スポーツ、水のスポーツの花形として人気があり、羨望の的でした。(日本ローイング協会HPより)

関西のローイング

先駆けは旧制の第三高等学校とされ、明治12年頃から大阪・堂島川で漕いでいました。明治22年(1889)、京都に移転してからは、岡崎の疏水運河や琵琶湖に通って漕いでいました。琵琶湖は関西のローイング揺籃の地で明治28年(1895)には大津市で第1回連合競漕大会が開かれ1万人の観衆を集めました。
現在は、琵琶湖を始め、浜寺、円山川、加古川など各地でレースが開催されています。

競技種目

ボートレースまたは、レガッタとも言われ、競漕艇は次の10種類である。

種目 記号 艇の重さ 競漕距離 男女種目
シングルスカル 14kg以上 1,000m・2,000m 男女とも
ダブルスカル 27kg以上 1,000m・2,000m 男女とも
舵手なしクォドルプル 52kg以上 1,000m・2,000m 男女とも
舵手つきクォドルプル 4×+ 53kg以上 1,000m・2,000m 男女とも
舵手なしペア 2− 27kg以上 1,000m・2,000m 男女とも
舵手なしフォア 4− 50kg以上 1,000m・2,000m 男子のみ
舵手つきペア 2+ 32kg以上 1,000m・2,000m 男子のみ
舵手つきフォア 4+ 51kg以上 1,000m・2,000m 男女とも
エイト 8+ 96kg以上 1,000m・2,000m 男女とも
ナックルフォア KF 規定なし 1,000mのみ 男女とも

競技方法

スタートには各レーン(漕路)にステッキボートが固定されており、出漕クルーはこのステッキボートに艇尾をつけ、艇首をゴールに向け発艇線(スタートライン)に並びます。
発艇時間になると、発艇員(スターター)は各艇が発艇準備を完了したことを確認し、ロールコールのあと、「アテンション」の予令を発し、明瞭な間をおいて「ゴー」の発艇号令を発すると同時に発艇旗を振り下ろします。
着順は艇首が決勝線(フィニシュライン)を通過した順に判定員が定めますが、競漕中に他艇と接触または他艇を妨害した場合、その艇はその競漕から除外または失格となることがあります。
また、同一競漕で2度フォルス・スタートを犯したクルーはその競漕から除外されます。

レースの見所

スタートした各艇は、高いレート(1分間に漕ぐ回数)で漕ぎだします。スタートダッシュ後、20本から30本くらいでコンスタントレートになります。
各クルーはそれぞれ得意のコンスタントレートを持っており、レースでは競漕相手との駆け引きでレートを上げ下げし、競います。決勝線手前でラストスパートに入り勝負をかけます。
ローイング競技のタイムは、風、波、水深などで大幅に左右されるので、公認記録制度はありませんが、1000mで男子1人漕ぎ(シングルスカル)で3分35秒前後、4人漕ぎ(フォア)で3分15秒前後、8人漕ぎ(エイト)で3分前後が目安です。